ビニールハウスの中で咲きだしたクンシランです。
艶のある雄大な常緑葉に、派手なボリュームのある花が魅力です。
・ 2012.4.11 百花繚乱の春
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2012.4.11 百花繚乱の春
季節は巡り、寒さの厳しかった冬から植物が活動を始める春に移り変わろうとしています。
衣食住、すべてにおいて植物がなければ成り立たない人間の生活において、共に生きてきた植物をまた見直してやりたいと思います。
植物を育てることをライフワークにしている花咲Jにとっても、その隅々にまで中々手が入りませんが、植物の声が聞こえるような世話をしたいと考えています。
とはいえ手を入れるより眺めているほうが多い性格を改善する必要があります。
アセビ(馬酔木)の覆輪種です。紅色の出芽がきれいです。
アセビを食べた馬が酔ったようになる由来の有毒がありますが、犬も猫も見向きもしませんから支障ありません。
釣鐘状の花が房状に咲く姿も観賞価値があります。
鉢植えのブルーベリーのつぼみが膨らんできました。
アセビと同じくツツジ科の植物なので、釣鐘状の花が似ています。
キャベツのようなボタンのつぼみです。
ボタンは葉も花も大柄なので地植えのほうが良いと思い、鉢植えを昨秋、地植えにしました。
イカリソウ「夕映」の開花し始めたところです。
いかりに似た花姿ですが、つぼみは赤ちゃんが指を握りしめたように見えます。
周囲をパッと明るく感じさせるクンシランは陽春にふさわしい花です。
抱え咲きのクンシランです。
赤色の濃いクンシランです。
当宅に40年以上前、亡き祖母が植えたフリージアが、放置しておいても絶えずに毎年花を咲かせてくれます。
最近の品種改良された豪華なフリージアにはかないませんが、素朴な色合いの花で良い香りを出します。
亡き祖母は家族の中でただ1人、植木などを自分で購入して楽しんでいましたが、花咲Jの植物好きはその血を引いたのかも知れません。
ハナニラの花です。
ビニールハウス横に飛んできた種から自然に生えていたものを当宅に移植したものです。
世話いらずで年々じわじわと増えていきます。
分類方法によりユリ科・ヒガンバナ科・ニラ科(属)・ネギ科(属)といろいろのようです。
食用になるものかどうか興味あるのですが・・。
台湾報歳蘭の「金鳳錦」です。
花はまったくもって地味なのですが良い香りを出します。
広葉恵蘭として花・斑入り葉の多くの品種があります。
縁起をかついだ植物の斑入りアリドオシに花が咲きだしました。
アリドオシについては
2011.11月
の花だよりもご覧ください。
葉の小ささに比較しては花が大きいといえます。
といっても実の直径は6mm、花の大きさは径11〜15mm、花の長さ15mmとかわいい花です。
結実は万両・百両金に比較してよくありません。
マツバランも胞子のつぼみ?が開きました。
シダ植物に花は咲きませんが、去年できた胞子のうが開いて白いうどん粉のような胞子が外に落ちます。
黄色の球形のものがまだ開いていない胞子のうで、はじけて割れたようになっているものが胞子を落としたものです。
枝をゆすると白い煙幕のようにたくさんの胞子が落下します。枝に付着した白い粉が胞子です。
皇帝ダリアの挿し木から芽が伸び出しました。
幹を切るときに付いていた腋芽は、それが伸びていきます。
幹を切る際に腋芽がなかったものは、芽当たりから小さな芽が伸び始めています。
この芽がわずか半年で高さ3メートルに成長するというのも驚異的です。
川の堤防に一昨年植えた皇帝ダリアの株です。
地上部の幹は枯れていますが、地際で膨らんだ部分の辺りから芽が出ます。
こちらは屋外にあるため、芽は影も形もありません。
毎年冬になると数匹がビニールハウスに入ってきて越冬するクビキリギス(茶色系)です。
クビキリギスという不気味な名前のとおり、あご歯が強そうですが十年以上も前から何を食べているかが気になったままです。
この写真の楊枝にかみついた歯であれば、堅いランの葉も食べそうですが、今のところ食害痕は見当たりません。
この歯で地面に生えている雑草を食べるとしたら、豆腐を金づちで壊すようなものなのですが・・、何を食べているのだろう。
ビニールハウスの棚下にある地面の膨らみが、当温室の用心棒
ガンマー之助
の冬眠住居と思われます。
写真中央から左側へかけての高さ2〜3cmの砂山です。
啓蟄はとっくに過ぎましたが、花咲Jと同じく朝起きるのが苦手なのかも知れません。
啓蟄を過ぎたとは言え、ハウス内に餌になるような昆虫はまだ見あたらないから、それを承知で出番を遅らせているのかも・・。
ガンマー之助もそのうち起きだしてくるでしょうが、今起きだされても餌付けする昆虫はほとんどいないからこちらも困ります。
クビキリギスがいるのですが、近づくとよく飛翔して捕まえにくいのと、ハウス内で見かけるのも3〜4匹というところです。