当宅に1本だけあるもみじが葉を落としつつあります。
毎年、うどんこ病がついています。
・ 2011.12.12 当宅を通り過ぎる小さい秋
・ 2011.12.30 今年も残すところあと1日
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2011.12.12 当宅を通り過ぎる小さい秋
今年は暖かく、なかなか去らなかった秋でした。
鉢植えのブルーベーリーにも紅葉が・・。
一段と色づいた12月21日の写真です。
今年の実もヒヨドリと花咲Jの早食い競争でした。
花壇植えのサザンカが咲いてくれました。
今春に購入し、花壇に植えたばかりで、樹高約30cmくらいなのに頑張っています。
花の少ないこの時期に貴重な花です。
マツバラン
確か園芸品種ではないのに枝先が色づいてきました。
炎天下に置いてあったから陽に焼けただけかも・・。
当宅の秋はまったくささやかなものですが、一鉢の植物が季節の移ろいを見せてくれるのは嬉しいものです。
12月7日の皇帝ダリアです。
まだ少し咲いています。
温室脇にある白ツバキも満開を迎えました。
木偏に春で椿と書くのに、このツバキは冬になる前に咲いています。
それもいいのですが、早咲き種でしょうか。
サザンカと同様に、つやのある皮質の葉と花の変異が多いのが魅力です。
2011.12.30 今年も残すところあと1日
今年もあっという間の1年でした。
歳をとるほどに1年も短く感じるようになるのでしょうか。
それとも園芸作業が時間を忘れさせるのでしょうか。
いつも見ているランはその点、ゆっくり生きているような気がします。
ミニカトレアの元気な株はこの時期も根先を伸ばしているものがありますが、フウランは根の伸長も止めています。
フウランの中には毎年、秋以降に咲く、いくつかの狂い咲きが見られますが、今年はその数が少し多いような気がします。
当園にあるランがビニールハウス内のものを除いてほとんど無加温のため、水やりを少なくしていかなければならないのですが、12月21日は12日ぶりの水やりだったのでつい多めの振り水になってしまいました。
12月に入るとフレーム内をビニールで二重に覆うため、湿気が容易に取れなくなります。
このため水やりノズルを目の細かいものに変えて、葉と水苔の表面を軽く濡らす程度の振り水かん水にします。
厳冬期には1か月に2回程度の振り水かん水としますが、ヘゴ着けしたものはその間に1、2回程度噴霧で軽く濡らすこともあります。
ビニールハウスの横にある空き地に1株生えているクコの実です。
クコは滋養強壮に効果があるといわれている薬草ですが、土地所有者が植えたのでしょうか。
この近辺に生えているのは見かけないのですが、当地の海岸や河川敷き等に自生しています。
かなりの葉が虫か病気にやられています。
温室内で1輪だけ咲いた斑入り椿です。
鉢植えの1鉢ですが20年近く棚下にあったものです。
日照不足で成長が遅かったので去年、増やそうと思い、挿し木をするために枝先をほぼ丸坊主にしてしまいました。
そのショックも乗り越えて今年は1輪咲いてくれました。
皇帝ダリアも1年のサイクルを終えようとしています。
1年前に挿し木をして、春から半年間で3m以上に成長し、大輪の花をたくさん咲かせて道行く人に見せてくれました。
地上部は枯れても根が冬を越します。
12月26日の皇帝ダリアです。
ほとんど花も終わりになりました。
葉腋から芽吹いた側芽には花のつぼみが見えます。
かなり大きなつぼみですが、当地では咲くまでに至らないと思います。
霜が降りると葉は黒変して枯れてしまいます。
つぼみのように見えるのは咲いた後の花です。
咲いた後の花を切開したものです。
小さな種がたくさん入っていますが、当地ではこの状態で枯れてしまうために播種可能な種となることはありません。
今年は東北地方を襲った大震災と、それによって発生した原発災害というあまりにも大きな二つの災害がありましたが、まだ大震災の復旧復興、原発の処置完了には程遠い状況だと思います。
いつ生まれ故郷に帰られるか分からない状態で避難暮らしをされておられる何万人もの方々のことを思えば、心苦しい気持ちになります。
あと1日で新しい年が始りますが、災害に遭われた方々に希望の持てる年になってもらいたいと願います。