2015年1月分
紅色に輝くカラタチバナの実です。
センリョウほどに葉の上にまとまっては付きませんが、やや上向きに実を付けます。
葉の量が少なく、その割に多くの実を付けます。
・ 2015.1.3 正月の植物
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2015.1.3 正月の植物
松竹梅を始めとして正月に向く植物は日本にたくさんありますが、鉢植えではオモト、万両、千両等の実を観賞するものがあります。
今年は当園にあるカラタチバナを家の中に置いてみました。
江戸時代から続く園芸の分野では万両、千両、百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)と縁起を担いで呼ばれたようです。
この格付けは木の大きさと実の付く量から付けられたものかも知れません。
園芸品種の数や変化の多様性をみると、カラタチバナにはたくさんの変異品があり、それらは百両金と呼ばれています。
爪覆輪が入る以外は原種に近い品種です。
赤い実と白い実が並ぶとめでたいような気がします。
このくらいの実が金百両でしょうか。
木がかしぐほどにたくさん実を付ける木もありますが、少な目の実もいいものです。
鉢は飾るにはちょっと不向きなビニールポット植えのカラタチバナですが、寒さの厳しい冬の最中に生き生きとした強さと美しさを見せてくれます。
いつもは温室の片隅にあって、よく見ることもなかったのですが、家に持ち込んで眺めながらの晩酌もいいものです。
近くで見るためか大きく感じられ、思いのままに伸びた枝ぶり葉ぶりとともに、ここまで生長して来た長い年月など、植物が自己主張しているようにも感じてお酒のうまさも進みます。
私の友人も時にこのようなお酒の飲み方をするようですが、ご自分のお気に入りの植物を前に置いて、お酒を飲むなり、じっくりと再鑑賞して見つめ直すことも一興かと思います。
見つめ直すことにより、何か再発見するものが出てこないとも限りません。
ごくささやかなれどカラタチバナと私にとってのよき正月です。
エアープランツと呼ばれるパイナップル科チランジア属の一種です。
10日以上の間合いだったか、久しぶりの水やり後の姿です。(写真を撮る前に水やりしてしまいました。)
体つきに不相応な鉢はお体裁に当ててありますが、中身は空鉢で若干の根が飛び出しています。
3年前(2012年5月,6月分参照)、上方の親株に花が咲いたと思ったらしばらく後に、子株が横向きに出てきました。
今では親以上の顔をしています。
花が咲いた親はいずれ枯れるということですが、花がらを付けたまま今のところは健在です。
今年も登場の当宅にある10年を越したヘゴ着けラン(レプトテス・ユニカラー)です。
当宅敷地内にあるガラスフレームは今冬、マイナス1℃が2回、マイナス0.5℃が1回ありましたが、洋ランにしては低温に強いと思います。
ヘゴ材は元々柔らかい材質のものだったので少し腐朽気味ですが、ランの根がヘゴ材を補強している状態になっています。
このままでもまだ5年10年は充分持ちそうですが、ヘゴ替えをしようか思案中です。