猫の額ほどの家庭菜園に植えたオクラの花です。
派手さはありませんが以外に大きな花が咲きます。
素人が植えてもよく実がなり、植えすぎると毎日がオクラ漬けとなります。
ガンマー之助との日記 2012年10月分
2012.10.2 玉砕島の残留兵士
2012.10.28 ガンマー之助 今年も早仕舞い
(私もカエルが好きということはないのですが、容姿はグロテスクなのでそういうものが嫌いな人
は、このコーナーは見ない方がいいと思います。)
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2012.10.2 玉砕島の残留兵士
盛夏を過ぎ、夕方ではなく日中の水やりに変えようかという時期になりました。
人間は日々の微妙な気温の変化から夏が終わったなどと感じ取っていますが、果たして植物はどうなのだろうといつも考えてしまいます。
植物によっては、日照時間の長短で開花時期を判断する植物がありますが、時間をどうやって感じ取っているのでしょうか。
植物は生長として現れる動きも常にゆっくりとしているかと思えば、早々に春の花芽を夏の終わりごろから用意している周到さもあります。
それでも寒さが厳しかった年は、開花を数週間遅らせたりして敏感なのか鈍感なのか分かりません。
私の水やりもこれから秋の成長期に合わせて、いつ水の量を増やそうか、液肥はどのタイミングにしようかと考えてしまいます。
その結果は、早過ぎるより若干遅いくらいのほうがいいのではないだろうかというところで落ち着きます。
肥料は、植物が欲しがっている時は大きな効果がありますが、欲しがっていないものに与えるのは最悪で、枯れ死するものも珍しくありません。
植物に対しては控え目がいいと体験してきたのですが、時々の失敗を繰り返しています。
9月26日は4,5日間の入院予定日を前にして、午後から診察のため最後の水やりとして朝からビニールハウスのかん水を始めました。
昼間の水やりでガンマー之助が出てこないのは分かっていますので、去年見つけた棚下の砂地をガンマー之助が掘り下げたくぼみを見てみました。
2〜3mの間に2,3箇所の半円形のくぼみがあり、その一つにガンマー之助が座っていました。
地平線から見ると、目だけ出している状態で、ちょうど敵軍が進軍してくる地点に塹壕を掘り、その穴に身をひそめて待つ兵士のようです。
ガンマー之助よ、そこまで頑張って耐えなくてももう敗戦したよと言ってやりたくなります。
9月26日は入院を明日に控えて、もろもろの準備を万端整えて、午後の遅い時間の手術打ち合わせ診察に行くと、病院側の言い分であと半年後に延期ということでした。
持ち物も全てカバンに詰めたあとだけに唖然としましたが、入院中に来襲するであろう台風17号の心配もあり、かえって良かったのかなと思っています。
その台風も30日の午後7時に湖西市を挟んだ隣の愛知県東部に上陸しましたが、上陸時の気圧は970HPと去年9月に浜松市に上陸した台風15号の950HPと比較して弱まったあとの上陸となりました。
各地にあまり大きな被害が発生しなかったことを祈ります。
台風一過の10月1日、水やりに行って棚下を覗くと、5日前と同じ場所に鎮座していました。
持久戦の構えです。
9月26日に撮影しました。
大きく掘り下げた穴の中にじっと座っていました。
昼間は一日中こうやっているのかな・・。
9月26日、前方から撮影しました。
堅い頭は鉄兜のようにも見えます。
2012.10.28 ガンマー之助 今年も早仕舞い
10月5日はビニールハウスのランに、この秋初めての施肥を行いました。
施肥は水道ホースの元部分に液肥混合器を取り付けて、かん水とともに掛けるというやり方です。
極めて薄い液肥ですが、春と秋にそれぞれ3回くらいずつやっています。
5日の日もビニールハウスに入ってすぐ、ガンマー之助を見に行くと、棚下に掘り下げたいつもの穴の中にいました。
この日は寝ていたのか、頭と目を地平線上に出しておらず、最初はいないかと思いましたが、背中のゴツゴツがかろうじて見えました。
昼間中、小さな穴の中にいるというのは人間なら耐えられませんが、カエルの習性であれば文句を言うことも心配することもありません。
獲物が目の前を通るまでじっと待つというのは、カエルでも魚類でも珍しくはない習性です。
結局ガンマー之助を見たのはこの日が最後となり、それ以後、水やりをする前には棚下を見ているのですが、穴はもぬけの殻となっています。
姿を見せないので早くも冬眠だとしたら、春までの期間が長すぎて途中で飢え死にしてしまうと思うのですが・・・。
去年ガンマー之助を最後に見たのは10月3日でした。
今年もほぼ同じ時期に姿が見えなくなり、また春に会えるまで長い期間となりますが、この日記もしばらくお休みとして来年の再会を楽しみにしています。