ミニトマトの花です。
ミニトマトの種を蒔き、家庭菜園に植えた余りをフレーム内のプランターに植えたら、2m以上の高さに伸び、枝もジャングルのように茂ったのですが、実がほとんどなりません。
屋外のトマトは一昨日(8日)の厳しい冷え込みで葉が黒ずんでしまいましたが、フレーム内は寒さがしのげたせいかまだ青々としています。
実がならないのは蜜を吸う昆虫が入って来なくて授粉しなかったせいか、家庭菜園の本によると幹をゆすって授粉させるとありましたが、そういえばそれもしてありませんでした。
ガンマー之助との日記 2012年12月分
2012.12.9 少女の研究
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2012.12.9 少女の研究
ガンマー之助はとうにビニールハウス内のどこかに姿を消しているのですが、12月1日の中日新聞朝刊の「おはよう」というコラムに載った記事を紹介させてもらいます。
このコラムは毎日様々な分野で話題になった人たちを紹介しており、この日は10歳の小学校5年生の水野真琳(まりん)さんの「ヒキガエルの生態調査で県学生科学賞入賞」という記事です。
以下は伊藤一樹記者による記事の原文です。( )書きは花咲Jの感想です。
『エサの好き嫌い驚き』と題してあり、
『ヒキガエルの生態を調べて三年。
(ということは小学校三年生から・・、女の子の研究ということに驚きです。)
十一月に県学生科学賞の県科学教育振興委員会賞を受賞した。
「受賞はびっくりしました。六年生になったら、これまでの研究をまとめたい」と目を輝かせる。
研究テーマにヒキガエルを選んだのは「たまたま畑にいたから」。
好む食べ物や色、温度と体重の関係などを調べてきた。
コガネムシやバッタ、コオロギなど昆虫約二十種や野菜、果物を餌として与え、好き嫌いを調査。
(昆虫を確保するのも結構大変なことです。)
餌の昆虫に色を塗り、何色を好んで食べるかを実験した。
(ユニークな発想です。)
温度と体重の関係では約一年間、毎日欠かさずに体重や地表、地中の温度を計測。
(雨の日も風の日もあっただろうに、その努力は大人顔負けです。どういう環境で飼育したのでしょう。)
グラフにまとめる一方、写真も撮り続け、変化を確認できるようにした。
食べる様子は連続写真にもした。
(私がものにできなかった写真を連続写真で撮るとは・・、撮られた写真や研究結果のレポートを拝見したいものだと思います。)
「カタツムリを食べるのに、ナメクジを食べなかったことに驚いた。色はあまり関係なかった」と話す。
将来は、理科教諭か保育士か迷っている。
(理科教諭は誰も適性充分だと認めるでしょう。)
牧之原市川崎小学校五年。同市静波。』
という記事ですが、我がビニールハウスのガンマー之助との交流を想い、興味深く読ませてもらい感心しました。
特に共感したのはカタツムリを食べるのに、ナメクジを食べなかったということで、私もそれには驚きました。
その訳は確たる実証もないのに、子供のころ、ヘビはカエルを食べ、カエルはナメクジを食べるというのを漫画で見たことがあるからです。
グロテスクな容貌のヒキガエルが一般に忌み嫌われるナメクジを食べているのは、見るに堪えない光景だと思っていました。
ガンマー之助も知らないところで食べているのだろうと思っていましたが、そうでない結果は驚きとともになぜかホッとしました。
小学校5年生の少女が、親等の助言もあったのでしょうが、好奇心と多彩な発想と日々の努力で立派な研究を成し遂げたことに感心しました。
今年も10月末にガンマー之助の姿が見えなくなりました。
その後11月9日にビニールハウス内のランに水をやっていると、ハウス内の隅の方から「ケロケロ」「ケロケロ」と2,3回カエルの鳴き声が聞こえました。
今までビニールハウス内ではアマガエル以上の大きさのカエルを見たことがなかったから、おそらくガンマー之助の今年最後のあいさつだったのかも知れません。