一般的なフウラン原種の育て方です。(簡略版)
フウラン(風蘭)は関東以南に自生するラン科の多年草で、寒さ・暑さ・乾燥に強く、西日本では温室設備がなくても育てられます。
6〜7月に咲く花は夕方から夜にかけて良い香りを出します。
置き場所は通風のよい所が適しますが、屋外に置く場合、雨よけビニール等を張った下に置くとよいです。
年間を通して直射日光を避け、30〜50%程度の遮光又は明るい日陰に置いてください。
置き場所さえ考慮すれば、成長はゆっくりですが、とても強健で管理も楽な植物です。
乾燥には特に強いため、水苔植えの場合は水のやり過ぎに注意してください。
当園鉢植え品の場合、水やりは春〜夏、3〜5日に1回、冬は1週間に1回(少量)程度が目安です。
具体的には、水苔表面が乾いて硬くなったら、その1,2日後(冬は4,5日後)に水かけするくらいの感覚です。
冬は水苔の上部表面がごく浅く濡れればよく、中心まで浸み込ませないようなかけ方がよいです。
真夏はできれば夕方の水やりが適します。
根が鉢の外へ伸びてもそのままで支障ありません。
3,4年に1回、3月ごろに植え替えるとよいです。
フウラン(風蘭)の花
戻る
Copyright©2011-2013 engeiraku-hanadayori All Right Reserved.