(雑談です)
「自生地の着生ラン」
花咲Jがサラリーマン時代の昔、ランに興味を持ち始めたころ、先輩の話でフウラン・セッコクが山に自生しているのを見たことがあるという話を聞いており、休日に度々山へ行き自生しているランを探すのが楽しみでした。
エビネやシュンランは里山のいたる所で見られ、セッコクやカヤラン等は高木の枝の高い所にあるのを見たことがあります。
カヤランは比較的若い杉の木に着いており、その下の地面には枯れ落ちた小枝にカヤランが着いていて拾ってきたこともありました。
私が行ったのは静岡県遠州地方の山ですが、フウランの自生は一度も見たことがありません。
今から約30年前でも、ほとんどが採取されつくしてしまったのだろうと思いました。
それからはランを探しに山を歩くこともなくなりましたが、今も山道を通るとひょっとして着生ランがあるかと思い、木を見上げてしまいます。
自宅にある柿の木に約15年前から人工着生しているフウランです。
2012年7月に開花した時の写真です。
今年も花が咲いたのですが、梅雨時はめったにかん水をしないので眺める暇もなく、写真も撮り逃してしまいました。
年間を通して鉢花のように乾いたら水やりするということもなく、いい加減な管理のせいか、条数は全く増えていないように思います。
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