花咲Jの花だより

  2018年7月分








左右とも、ヘゴ着け(吊り下げタイプ)のフウランです。

花がメダカの学校のように整列しています。

今年も昨年と同様に咲きました。



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     2018.7.19  その後のフウラン

     西日本豪雨はかつてないほどの大きな災害となり、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。
     近年の集中豪雨は度々極端な雨量となり、日本中のどこでいつ災害が起きても不思議ではないと思える状況です。
     西日本豪雨災害に微力ながら応援するとともに、被災地の一日も早い復旧が進むことを祈っています。
     日本に四季があることが幸いであると思える反面、気象による自然災害は表裏の関係にあると思えます。
     今年2月前後の低温から、3月には異常な暖かさとなり、桜もツバキも野菜もランも、その気まぐれに振り回されました。
     異常な低温から桜等の開花は例年より遅くなると思いきや、手のひらを返すような暖気が来て、却って例年よりも早い開花となりました。
     あわてて咲いたかのような花は、開花期間が短いように感じました。
     無加温フレーム内のフウランは、5月下旬ごろから開花を始め、常にのんびり構えている花咲Jをあわてさせる結果となりました。
     当園のフウランの開花は例年より1,2週間早い状態でした。
     フレーム内の最上段に吊るしてあるフウランと、高低差約1.5mの最下段のフウランでは開花に1箇月程度の差があります。
     咲き始めてから2箇月近くが過ぎ、当園ではフウランの花も最終盤になりました。
     当宅の庭木に着けたフウラン・富貴蘭や庭木に吊るしたヘゴ着けフウランも最後の花となり、満開を過ぎています。
     フウラン等が気候変動に対してどのように反応するのかよく分かりませんが、今年の花は香りがかなり弱いように感じました。
     香りを出す成分が十分にできる前に咲いてしまったせいでしょうか。
     受粉を助ける昆虫の活動が、時期を外れて期待できないと判断したものでしょうか。
     原因は分かりませんが、生育に支障がなければと思っています。









    当宅に植えてあるヒメシャラの枝に2年前から吊り下げておいたヘゴ着けフウランです。
    当園栽培のランは全て無加温のビニールハウスか無加温フレーム内に置いてあるため、ヘゴ着けフウランを通年、雨の当たる屋外に置いた場合、どうなるか確認したものです。
    遮光具合が適していたのか、元気に生育して花をたくさん着けました。
    今年は昨年より2週間早く満開となりました。













    当宅の柿の木に15年以上前から着けてあるフウランです。
    写真は7月5日撮影ですが、昨年は7月12日に満開の写真を撮影してありましたので、今年は屋外のものも1週間ほど早かったことになります。














    棒カシに着けて2年目の青玉竜です。
    巻きつけたたこ糸は外した方が良い状況ですが、まだそのままとなっています。












    2016年春から1年間、ヒメシャラに着けてあった朝日殿で、1年後の昨年春に棒カシへ引っ越しました。
    ヒメシャラは表皮の薄皮が常時万遍なく剥がれる樹種で、うまく着かないことは予想しながらも試みたものです。















    シデコブシが3月26日に咲き始めた状況です。
    御城覆輪はシデコブシの落葉後から直射日光に当たり、全体が黄色味を帯びています。













    シデコブシに着けて2年目の御城覆輪です。
    すでにしっかりと着生して、長い根を細幹と枝に張り付けて伸ばしています。
    シデコブシの葉が展葉してから3箇月近くが過ぎ、御城覆輪も生気を取り戻したように緑色が乗ってきています。















    御城覆輪の裏側上部に着けた小苗の1本立ち青玉竜も枯れることなく生育しています。



    梅の木に着けて2年目になるフウランです。
    今年の冬を過ごし終えた3月16日の状態です。
    フウランの草紅葉と言えるような紅葉(黄葉)を見せてくれました。
    梅が落葉して直射日光が当たり、葉が黄変したものです。
    この写真は昼間に撮影したもので、隣に植えてあるキョウチクトウの緑との対比が鮮やかです。



    この写真は同日夜間のフラッシュ光撮影です。
    黄色がより鮮明となって写っています。
    晩秋から春にかけて採光が多いと出る小豆斑(アントシアニン色素による紅色斑で葉枯れする葉焼けとは違います。)も程度の差こそあれ毎年現れますが、黄葉もまた味なものです。













    黄葉写真の約4箇月後の写真です。
    花が咲いてほっとしましたが、葉色もずいぶん緑色になってきました。
    小豆斑と同様、春以降に上方の葉が展葉すると遮光されて、夏ごろには普通の緑葉に戻りそうです。



    当園で25年以上前に富貴蘭を交配し育ててきたフウラン大葉種(有香)のヘゴ着けです。
    当時の品種に「長月殿」(葉長最大約20cm)と「針熨斗」(葉先鋭く尖り、距がピンク色)という大葉種があり、大葉種の縞の作出を目指して、その2種類の親木を栽培していました。
    両種を交配親として使った記憶はありますが、縞斑富貴蘭の何と交配したかの記録がなく不明です。

     ちなみにフウラン大葉種の縞斑は1本も出ておりません。
     本品の特徴としては、大きさが長月殿と並葉フウランの中間程度(葉長12〜17cm)の大きさです。
     根張りが旺盛で、根量が特に多く、ヘゴに着けてみるとその違いが明らかに分かります。
     花はフウランより一回り大きい大輪で、花軸長く、花間を開けた多花性です。
     開花時期はフウランの花が終わるころに咲き出す遅咲きです。
     本種は葉先の尖り具合、距(白色)の色から長月殿と富貴蘭縞斑品種との交配種と見られます。
     長月殿は更に遅く咲き、8月末〜9月に咲きます。



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