花咲Jの花だより

  2019年7月分



左写真は富貴蘭「東海」の花です。
花は大輪の天咲きで受け咲き状になります。

右写真は風蘭×アスコセントラム交配種の花です。
咲き始め薄黄色から段々濃色になり、写真のように橙色に近い色に変ります。






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     2019.7.27  今年の咲き具合

     例年に比較して日照不足で低温続きの梅雨も明けようとしています。
     今年の風蘭の咲き出しは、当園では例年より2週間ほど早いと感じました。
     咲き出しが早ければ咲き終わりも早く感じます。
     大半の風蘭・富貴蘭は根先の伸長も止めつつあって、一休止というところでしょうか。
     ラン栽培の片手間に作る家庭菜園は、種から育てたか細い苗を7月1日にやっと畑に植えたという状態でした。
     それでも家庭菜園で育ったゴーヤ・オクラは雑草との競争に負けることなく実を付け、毎年夏の食料となってくれます。
     頼りになっている現在のオクラの苗は高さ約15cm、ゴーヤのつるは30cmあるかないかというのんびりした生長ぶりです。
     庭木に着けたフウラン・富貴蘭は3年間経った現在、自らの置かれた環境に慣れたのか、盛んに根を伸ばしていましたが、花も盛期を過ぎた中で一休止しています。
     肥料もやっていないのに、花もよく咲かせました。
     モミジやシデコブシに着けたフウラン・富貴蘭はあまりに細い幹に着けたにも関わらず、ヘゴ着けに比較して空中へ伸び出す根はほとんどなく、幹に沿って貼り付いて伸びていくのには感心します。
     庭木と言えども自然環境の厳しさがそうさせるのか、それとも草体に備わった環境に対応する遺伝子が復活するのか、フレーム内で栽培環境の中にあるものと違った動きをするのは不思議です。 
     以下は自宅にある風蘭・富貴蘭のいつもの写真で申し訳ありませんが、今年の咲き具合です。
     なお、庭木着けは2016年4月に行ったもので、その状況は2016年4月分の花だよりをご覧ください。











    もう20年近く前に柿の木に着けたフウランです。
    年中何の手入れもせず、真夏だけ柿の木や草花に水やりする際についでに水掛けします。














    咲いてから咲き終わるまで知らずにいることも度々で、今年は写真が撮れたことで満足しています。















    家の南面に植えてある棒カシに着けた青玉竜です。
    棒カシは剪定しても剪定しても胴吹き芽がやたらに多くでる樹木で、1年に2,3回は剪定する必要があります。
    剪定の都度、次回までなるべく長く持たそうと丸坊主にするのですが、富貴蘭青物は強い採光に弱く、棒カシとともに丸坊主の刈り込みによる災難に遭わされています。

















    時折り突然に強くなる採光により下葉を多く落としていますが、花はたくさん咲かせています。















    淀ノ海も葉を傷めていますが、花は咲かせました。
    庭木に着けてから3年経ち、根を縛っていたたこ糸は老朽して性がありません。
    たこ糸は必要がなくなり、株を縛っているビニール被覆針金も取り外して良い状況です。














    淀ノ海・青玉竜は鉢植えやヘゴ着けの場合、直根をよく出し、鉢の中にも入りたがらず、ヘゴ材にもあまり関心がないような自由奔放な根出しですが、庭木に着けた後、根先の誘引もしないのにほとんどの根は幹に貼りついて伸びていきます。
    乾燥の具合、生木の水分、その他に何か違いがあるのだと思います。









    3年前から約1年間ヒメシャラに着けられて、貼り着いても貼り着いても樹皮が剥がれるというひどい実験台にされた朝日殿ですが、引越し後、2年ほどで棒カシにほぼ活着しています。














    縞柄をよく現すのに良い環境とは言えず、時により棒カシの葉が刈り込まれて強い採光にさらされています。














    落葉樹のシデコブシに着けた御城覆輪です。
    家の南面にあるため冬は一日中直射日光が当たります。
    特徴ある長めの葉は長さが半分以下となり、冬の葉面は覆輪斑も分からないほど黄褐色の枯葉のようになります。
    最初は枯れたかと思いましたが、シデコブシの葉が展開すると徐々に緑色が乗り、覆輪も白くなります。













    3年前に庭木着けをした際に青玉竜か淀ノ海からこぼれ落ちた子芽を御城覆輪の裏側に着けた小木ですが、他の富貴蘭に負けることなく新根も出して健在です。
    小さいがゆえにシデコブシの細幹や御城覆輪の影に入り、生育できるのかも知れません。













    落葉樹のモミジに着けた薄ピンク色花風蘭です。
    当園交配品種ですが、細葉の割に根が太く、根出し量・花付きともに良い品種です。






    モミジの細枝が南へ伸びた先の方に着けた薄ピンク色花風蘭です。
    東側は住宅壁面のため西陽のみが当たる状態です。
    住宅壁面が切れる付近にあるため、若干陽当たりがいいせいかわずかなピンク色が写真に写りました。







    2枚上の写真の薄ピンク色花風蘭が開花した状況です。
    後ろへ紺色の布を垂らして撮っても薄ピンク色が写真に写りません。











    採光加減の影響もあると思いますが、もう少し発色が良ければと思っています。














    薄ピンク色花風蘭の根模様です。
    余りに多いと気色悪いと思う方もおられるでしょうが、あと数年もすればモミジの幹はどうなるのやらと思います。
    着生ランは樹木に寄生するのではなく、単に着生して貼り着くだけですが、この先モミジへの影響も興味あるところです。
















    わずか3年でこのありさまですから、5年10年したらどうなるのか。
    枯れる根もありますが、幹が根で覆われる結果になれば・・・その時に考えるとします。
    写真左側の幹にランは着けてなく、下に着けた株の根が上へ伸びています。














    別敷地の借地に植えたウメに着けた風蘭です。















    マツに着けたフウランは2年前のマツの移植が失敗して、着けたマツが枯れてしまいました。
    その二代目として移植を予定した別のマツに2年前に着けたフウランです。
    西陽の良く当たる場所で、管理もしない状況だったので、株はかなり弱っていると思います。
    マツが根付くかどうか分かりませんが、来年には移植したいと思っています。
















    委託販売先に展示しようと思って2018年8月12日に作ったものです。(誤記、2017年8月を訂正します。)
    株元をビニール被覆針金で固定し、根先をビニール紐でグルグル巻きにしてありましたが、ビニール紐を外したところです。

















    着生樹はシイタケ栽培に使われるナラで、今のところ樹皮はしっかりしていますが、いずれは樹皮が剥がれ落ちると思います。
    将来、剥がれ落ちる樹皮が付いている材料は、流木のような樹皮を剥がしたものを使った方が良いです。






     フウラン・富貴蘭の庭木着けは着けてから3年間が経ち、ほぼ活着したと言えます。
     この先も、どういう状態になるのか見守っていきたいと思っています。



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